2018/04/02

キムチを作ってみる(スウェーデンで)

昨年の冬、スーパーや中華食材店で手に入るキムチ(白菜のピクルスに唐辛子フレークをちょっと入れてみました、というような部類のキムチ)に飽き飽きし、一念発起して自分でキムチを作ることにしました。
先日には名付けて・kimchiverkstad(キムチワークショップ)第二弾をし、少しずつ要領が分かってきたので自分への覚書も兼ねてまとめてみようかと思います。
キムチ作りに関してアドバイスなどお持ちでしたら、教えていただけると嬉しいです :)

ヴィ―ガンキムチをヤンニョム(ペースト)から作りたかったので、参考にしたレシピはこちら。レシピ中のYoutubeビデオも大変参考になります。

初めてキムチを作った時に揃えた材料はこちら。
ゴチュガル(韓国唐辛子フレーク)ともち粉(緑の字で「粉」と書いてある袋)はおなじみのホンライ商店で購入しました。もち粉は英語だとsweet rice flourやglutinous rice flourと呼ばれます。ゴチュガルは500gで確か40krほど、もち粉は400gで15krほどでした。
白菜にはsalladskålを使用。直訳するとサラダキャベツです。
名前の通り、生のままサラダに使うことが多いです。Salladskålはkinakål(中国キャベツ)とも呼ばれます。日本の白菜と同じく水分は多めですが、大きさは日本の白菜よりも一回り小さめです。
ネギにはsalladslökを使いました。Salladslökよりもよく見かけるpurjolökは、英語だとleekと呼ばれる巨大で随分と太いネギです。Purjolökだと扱いにくいので、もっと細くて小さめで、何となく万能ねぎに似ているなと思ったsalladslökを使用。

また、通常ヤンニョムに使われる魚介類の代わりに、こちらのレシピではkelp powderを使用。これでキムチをヴィ―ガン化しています。
私はわざわざkelp powderを買うのも、と思い、日本で買い溜めした昆布だしの素(粒状、化学調味料無添加のもの)を使いました。
ヤンニョには、もち粉を水で溶き加熱したどろどろのペーストをベースに、すりおろしたニンニクや玉ねぎなどを加えます。私は赤玉ねぎでヤンニョムを作ったので、通常白いはずのミックスがほんのりピンク色でした。笑
どろどろのベースにゴチュガルを少しずつ入れ、よく混ぜていくと下のような真っ赤なヤンニョムが出来上がります。
レシピ通りに作ったら大量のヤンニョムができたので、使わない分は小分け(白菜1個・2個分)にして冷凍保存。冷凍庫から出して常温で1時間ほど置いておくとすぐ解凍されるので、二回目以降はヤンニョムづくりを省略できます。
ヤンニョムづくりをしている間、白菜には塩を振って水を出し、他の入れたい野菜(人参やネギなど)もカットしておきます。

下の写真はキムチ第二回目より、白菜一個分(1.2kgほど)の塩漬けです。これでパスタ瓶4個分のキムチが出来上がりました。
ヤンニョムと水をよく切った白菜等をあえます。ゴム手袋は必需品です。
この段階であらゆるところにキムチの色が付くので、写真のようにプラスチックのボウルは使わない方がいいかもしれません。笑

よくあえたら、お好みの容器にキムチを移します。おすすめはガラス製の密封できる容器。プラスチックのタッパだと、冷蔵庫で結構匂います。
キムチを移す前に、一応容器を煮沸消毒しておきました。
写真だと結構ぎゅうぎゅうに詰めていますが、キムチと蓋との間に適当なスペースを残しておくのがベストです。発酵すると水分とガスが出るので、キムチと蓋との間にスペースがないと容器から溢れ出します(経験済み)。
また、キムチを移す時にエアポケットを作らないように気をつけましょう。

この後容器に軽く蓋を乗せ、24時間ほど常温で発酵させます。その後蓋を閉め、冷蔵庫のチルド室に入れます。
あとはお好みで発酵させて、炊き立ての白いごはんと一緒に食べましょう。
(食べかけですみません)

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レシピのリンク(再・念のため)
Vegan Kimchi Recipe (Easy Step-by-Step Video) - Cheap Lazy Vegan
https://www.thecheaplazyvegan.com/vegan-kimchi-recipe-easy-step-by-step-video/


2018/01/15

ブラジャーの買い方?

日本国以外でブラジャーを買う場合、サイズ表記の仕方が違う場合がとても多いです。

私は高校生の時にオーストラリアに一年間留学していたのですが、その時に一度も買わなかった衣服類はブラジャーでした。なぜかというと、オーストラリアでのブラサイズ表記に関しては無知だったからです。
当時の私は恥ずかしさから店員さんに質問することはおろか、インターネットで調べもしなかったので、結局留学中の一年間は渡航前にユニクロで買ったブラを着けていました。
成長期であったということと、そして体重増加(留学前と比べて7kgほど増えたのです)という体型変化もあり、留学中の一年間を通してユニクロブラが段々ときつくなっていったのは言うまでもありません……

留学時代からほぼ十年後、20代後半に入った一年ほど前、初めて日本以外でブラを購入する機会がありました。場所は、ウメオは街中にあるChangeという下着専門店。

私の場合、スウェーデンに持って行ったブラジャーのサイズはE70~F70(日本サイズ)。それらのブラは今でも着られるので、おそらくほとんどサイズは変わっていません。

お店に行く前にネットで調べる手もあったのですが、どうせブラジャーは試着してから買おうと思っていたので、下調べもせずに直接お店に行きました。
正直に「スウェーデンでブラ買うの初めてで、自分のサイズが分からないんだけど…」とスタッフに話しかけ、その場で(トップスの上から)アンダーとトップを測ってもらいました。その結果、そのお店では70Cぐらいのものを着用してみるといいとのアドバイスが。

一般的に、スウェーデンのお店では写真左にあるような「70C」といった表記法をよく見かけると思います。
ヨーロッパ表記、と言っていいのでしょうか。(フランスは独自の表記法があるようですが)

こちらの「70C」という表記の場合、
70→アンダーバスト(cm)
C→カップサイズ
ということみたいです。
※ごめんなさい、スウェーデンのカップサイズがどういう仕組みかよくわかっていません。ですが、同日本サイズのカップよりも一、二回りほど小さいです。(例:スウェーデンでE70/70Eのブラカップはかなり大きめです)

そのお店では何着か試着し、70Cのブラを購入しました。

それ以降、70Cを基準にして75B~65Dあたりを試着すればいいのかな~と思い、先日H&Mに行った時にはそのデータ(というよりも経験)を基に商品を探しました。
......が、私の行ったH&Mではアンダーバストが65のブラはありませんでした。とは言っても、サイズ感や品揃えの違う他のお店/ブランドではきっとあると思います。探せばどこかのお店でアンダーバスト65があるかも?
結局、試着のみでしたが、H&Mでは75Bや70Cがちょうどいいサイズでした。

結論として、日本でももちろんのことスウェーデンや他の国でブラジャーを購入したいけどサイズが分からない!という方は、一度下着専門店でサイズを測ってもらうのが一番いいのではないでしょうか。
各国向けのネットショップなどにもサイズ表記がありますが、それを見てひとりメジャーと格闘するよりは、お店に行って「測ってください!」と頼んだほうがずっと楽だと思います。

と、あまり役に立ちそうのない、ちょっとしたブラの買い方コラムでした。