2017/12/27

船便について(日本からスウェーデン)

※本当に記憶がなくならないうちに書き留めておかないと!と思い、随分遅れてしまいましたが引越し荷物を送る際の船便のポイント・体験談をご紹介します。

日本からスウェーデンに荷物を送る場合、EMSや船便などいくつか方法があります。
DHLなどの会社を使うのも一つの手ですが、やはり一番安いのは日本郵政で送ることだと思います。

私はamazonの120サイズ位の段ボール箱を再利用して、船便を利用しました。
居住許可がなかなか下りずにムズムズしていたのと、送るならフライングしてでも早い方がいいだろうと思ったので、2016年6月中旬に発送しました(居住許可が下りたのは同年7月、実際引越したのは同年9月)。
冬服(冬コートまで入れて送ってしまいました。後ほど後悔することに…※後述)・あまり分厚くないレシピ本や絶対に持って行きたい小説厳選10冊ほど・靴・文房具など3箱に分け、同じ日に全ての荷物を発送しましたが、それぞれの荷物がスウェーデンに届いた時期はバラバラでした。

船便のメリットは、安く送れるということです。2~3ヶ月かかりますが、かさばる服や靴、本を送るのに最適です。
輸送中に段ボールがかなりボロボロになる場合があるので、できるだけしっかりした段ボール、中身の重量を偏らせない、ガムテープで箱のフチを保護するなどの注意が必要です。
私はamazonの大きめ段ボール(120サイズ位)を再利用しましたが、amazonの段ボールは厚さがあまりないので少し不安でした。想定の範囲内でしたが、スウェーデンで荷物を受け取った時には「潰されました感」満載の箱に変身してました。笑 幸いなことに中身のダメージはありませんでした。

船便でスウェーデンに荷物を送る場合、書類を2種類添付する必要があります。
ひとつは税関告知書とも呼ばれるCN22もしくはCN23。CN23はJPのホームページからダウンロードできます
もうひとつは、ザ・インボイス。こちらもJPからダウンロードできます
私はザ・インボイスを作成してから、内容品の名称・値段・重さなどをCN23にコピー&ペーストしました。

インボイスを作成する際は、内容品をとても細かく書き出すことになります。
荷物がどこを経由するルートで行くのかが分からないため(船便はトラッキングできません)、念をおしてそれぞれの箱に何が入っているか、すべて書き出しました。
靴下やタイツ、下着、シャツやジーンズは洋服として、冬コートはウィンタージャケットとして。ブーツやスニーカーは靴、ペンやノートなどはステーショナリーグッズとして種別に書き分けました。
それぞれの品目の値段ですが、贈り物や新しいものは何一つなかったので全て単価10円~100円程度で書きました。冬コートは500円くらいにしたと思います。

パソコンで作成したインボイスのデータが残っていたので、他の記入欄はスクリーンショットをご参考ください。



冒頭に冬コートも送ってしまって後悔した、と書きましたが、それというのも船便で送った3つの荷物のうち、ひとつは受け取るまでにゆうに4ヶ月もかかってしまいました。
なので、当然荷物を受け取れた10月のウメオの気温は日本の冬気温。冬コートが入った荷物が届く1ヶ月から気温が下がり始め、カーディガンを羽織っての外出には寒さの限界が来たので仕方なしにH&Mでジャケットを買いました。
自分自身がスウェーデンに引っ越す際のスーツケースに冬ジャケットを一着入れておけばよかったな、と後悔した次第でした。

と、足早に船便体験談、ちょっとしたポイントの紹介でした。
何か他に思い出したらその都度書き足し、もしくは新しい記事を書こうかなと思っています。


出典・参考
国際郵便らくらくナビ(日本郵政のウェブサイト。留学生向けですが、インボイスの書き方からどの方法で送るのがベストなのかまで、とても参考になりました)
送料の虎(日本国内郵便・国際郵便の送料比較サイト。日本郵政以外にもDHL、ヤマト、FedExなどと比較してくれます。かなり便利!)
パティシエールあいぼん日記 in Sweden(ストックホルム在住のパティシエールの方のブログ。リンク先のエントリーで、体験談を交えて詳しく船便について解説されています)

0 件のコメント:

コメントを投稿